先日、建築家の堀部安嗣さんにお会いしてきました!
ICC富山の来年度の講演会にお迎えするための打ち合わせに、会長に同行させてもらい東京へ。以前から素敵な設計をなさるので好きな建築家の一人だったため貴重な経験でした。
写真のイメージや、設計した建築の雰囲気からとても落ち着いた方という印象でしたが、それだけでなくシャイな一面や、キラキラした瞳も持つ素敵な方でした。
私は堀部氏の建築を一度も訪れた事がないのでこの機会にと思い、最近オープンした堀部事務所が改装の設計をしたcafeに行こうと思っていたところ、堀部さんは親切に「ちょっとわかりにくいかも知れないので・・・」と、紙に書いて説明してくださいました。
その説明が平面ではなく、パース風のスケッチだった事に「さすが、違うな。」と感動。(笑)

緊張のひと時を終え、cafe「ひねもすのたり」へ。入り口へ向かう階段です。

落ち着いて食事やお茶の出来るお店で、器も売っています。
ここのオーナーは堀部氏の初期の設計「阿佐ヶ谷の家」の施主だそうです。
彼女が雑誌で堀部さんの設計を見て「この人だ!」と思い設計を頼んだ頃は、まだそれほど忙しくなかったそうですが、現在は順番待ちなのだそうです。
それでも急にスタッフを増やして(現在2人)たくさんこなそうとしないところに、堀部さんらしさがあるように思いました。
「ひねもすのたり」はとてもとても丁寧に造られていたのです。
東京に行かれることがあれば、ぜひ行ってみてください。