コロコロ建築日記

無事退任。

昨日、会長を務めていたインテリアコーディネータークラブTOYAMAの総会が行われました。

４年間会長をさせていただきましたが、昨日で無事に新会長へバトンタッチ。
大役を終え、ホッとしています。

パーティの後の２次会では、一緒に活動した役員の皆さんからサプライズバースデーケーキを準備していただき、感激でした。こんな事、一生に一度有るか無いかです。


立場は変わりますが、これからもインテリアを愛する会の一員として活動していきたいです。

スイスの旅-3

＜３日目＞　２月１２日（土）

今日は１日自由行動。
ベルン市内観光、バーゼル建築巡り、ユングフラウヨッホ登山列車　と各々の目的地へ向かいます。

私たちは山へ。
バーゼルじゃないの!?という声が聞こえてきそうですが、バーゼルへは明日も行くのでスイスの最大の観光スポットユングフラウヨッホへ行きます。

ホテルの目の前、ベルン駅から特急に乗り、インターラーケンオスト駅へ。
スイスの鉄道はとっても便利。旅行者の私たちにも解りやすく乗りやすい仕組みです。とはいえ、ヨーロパ鉄道旅行経験者のKさんのお陰でもあるのですが。

旅行者はスイスパス（数種有り）という鉄道乗り放題のチケットが購入でき、使い始めの手続きをすれば駅には改札もなくどの列車にのってもどこまで行ってもOK。駅には時刻表も置いてあり、コツさえ掴めはかなり旅を楽しめます。

最初の列車はこんな感じ。
スイスの特急は色んな座席があります。普通の座席、写真のようなサロン席、また、ファミリー向けの子どもが喜ぶイラストが書かれた車両があったり。

市街地をどんどん離れていきます。
スイスらしいのどかな景色を見ながら走り、インターラーケン・オスト駅に到着。

ここからは、登山列車となりスイスパスが使えないため切符を購入。しかし、スイスパスでの割引有り。

次の列車は、座席なども簡単な作りの列車。登山列車っぽい感じです。ちょっと乗り換えに戸惑い、現地在住？の日本人が声をかけてくれました。

車窓からの景色もグッと変わってきます。

２回目の乗換駅、クライネ・シャイデック駅（2061ｍ）に着きます。

列車を降りるとすぐにゲレンデが広がり、たくさんの人がスキーを楽しんでいました。

スイスのトリビアの１つがこれでした。
首都ベルン駅の朝、土曜ということもあってスキーの持った人がたくさんいました。そのすべての人がスキー靴も履いてガシャンガシャンいわせて歩いているのです。荷物はリュック１つかほぼ手ぶら。
でも、この駅で降りてみてわかりました。列車降りてすぐ滑れるんですから。すぐです。そしてこの辺り一帯は、列車の駅がたくさんあり、その間をリフトやゴンドラが結んでいて、スキー好きな人にはかなり楽しめると思います。ぜひお義姉さん夫婦に行ってみていただきたいです。


待ち時間があったので、ちょっと休憩。
かなりの絶景です。後ろに写っているのが「アイガー北壁」。何人もの登山者が犠牲になったそうです。

そして、最後の列車は３４５４ｍへ向かう列車とは思えないほど、快適な登山列車。ただ、勾配がきつくなるので座席にはかなりの傾斜がついています。なんと車内アナウンスが日本語もあります。わかりやすーい。

途中の駅で何度か下車し、展望窓からの景色をみます。

スイス最大の氷河、「アレッチ氷河」も見えます。壮大な景色です。

ユングフラウヨッホ駅（3454ｍ）に到着。日本の明治時代にこの鉄道は作られたそうで、本当に驚きです。

駅の中を移動し、高速エレベーター（こんなハイテクなものまであるのです。）に乗って、展望台へ。この日は天気も良くて、気温もあまり寒くなく、２月のスイス、しかも３０００ｍ超の外気を味わうことができました。

遥か彼方まで見渡せます。視界が良い時はマッターホルンも見えるそうですが、この時はそれを知らず見えたのかどうか。。

駅のレストランで昼食を食べました。空気が薄くて、階段なんて登ろうもんなら　かなりひどかったですが、高山病予防にゆっくり休憩しながら美味しくいただきました。

駅の施設は広く、氷河の中を歩けるスペースもあります。


そして、そんなに長い距離ではないのですが雪上ウォーキングができることろも！

引き締まった空気を味わいながらしばし堪能しました。


ここはヨーロッパで一番標高の高い鉄道駅です。


２時間ほど滞在し、今度はクライネ・シャイデックからは反対周りで帰ります。

順調に乗り換え、ベルンへと帰ってきました。都心から山頂近くまで日帰りで楽々行ってこられるなんて、スイスならではです。
今日行ってきた「ユングフラウ=アレッチ=ビエッチホルン地域」も世界遺産に登録されています。


さて、この日の夕食は、チーズフォンデュ。

本場のチーズフォンデュはこの美味しそうな見た目とは裏腹に、かなり辛口なお味でした。チーズにかなりのワインが入れてあるようで、アルコールが強くて、むせるくらいでした。具も、パンとじゃがいものみと、シンプル。（他のお店もこんな感じだったそうです。）他のものは美味しかった。

食事の後も、夜の街を少し散歩。スイスを満喫した１日でした。